心に氷雨 歌詞欄(Lyrics)寂れたバーの 片隅で 窓を叩いて 霙が泣く 薄めた水割り 指で回す あなたの噂を 探しているの 帰る胸など ない女 馬鹿な夢だと 知りながら 今夜もあなたを 探している 止まり木の椅子が 冷たいわ 飲ませてください もう少しだけ 今夜はひとりで いたくないの 想い出に酔いながら 心に氷雨が降りそそぐ 赤いネオンが 滲んでる 肩を寄せ合い 飲んだ夜 「離しはしない」と 言った人 あなたは今頃 どこにいる グラスの氷が カランと鳴り あなたの声かと 振り返る 未練がましい と知りながら 面影ばかりを 抱きしめる 酔わせてほしいの 朝まで 夢でもいいから 逢いたいの 忘れられない私が 馬鹿だと叱ってほしいの 外はいつしか 雪になり 春はまだ遠い この街よ 私の春も 来ないまま また季節だけ過ぎてゆく 飲ませてください もう少しだけ こんなに寒い夜なのにひとりだなんて どんな男でも 抱かれりゃ暖かいけど あなたじゃなきゃダメな私… 戻って来ないとわかってる 待ちわびる恋はこんなに哀しい 想い出に酔いながら 心に氷雨が降りそそぐ |