沈黙はひとつの言葉 歌詞欄(Lyrics)[Intro chorus] 風の止まった 真夜中の屋上 遠くで犬の声が ひとつ 誰もいない空に 浮かぶ月だけが わたしを見ていた [verse1] カーテンの隙間から こぼれた光 閉じた日記に 手を伸ばすけど インクの匂いが 過去をなぞるたび 言葉はまた 胸に沈んだ [pre-chorus1] 音のない時間に 耳を澄ませて 揺れていたのは 心だった [chorus1] 言葉にすれば こぼれてしまう この胸の奥 揺れる灯り 沈黙の中 響いてくるのは 忘れてた わたしの声 [Interlude] [verse2] 指先が触れた 古い手紙 折り目の数だけ 重なる記憶 読み返すたびに 言葉の影が 静かに 夜を染めていく [pre-chorus2] 言えなかったことより 聞いてほしかった気持ちが 残ってる [chorus2] 言葉にならず 消えていった あの日の想いが 風にまぎれて 沈黙だけが 傍にいたこと やっと今 わかりはじめた [Bridge] 満ちてゆく月が 照らしたのは 誰かじゃなくて わたしの心 [chorus3] 言葉にすれば 壊れそうで 黙っていた あの日のまま 静けさの中 聴こえてくるのは もう一度 歩き出すための声 [finalchorus] 風の止まった 真夜中の屋上 遠くで犬の声が ひとつ 誰もいない空に 浮かぶ月だけが わたしを見つめる |