Whispers of MokELE [SSC7 COD] 歌詞欄(Lyrics)静かに溶ける夜の淵で 誰にも見えない道を探した 「またね」なんて嘘でもいいよ 心が残っていたなら 流れる星に願いを託し 声のない夜に答えを描く ひとりじゃ見つからない明日なら ふたりで嘘ごと抱いていい 崩れそうな世界の端で 君の手をまだ離さない 静寂の中、息を潜めて 鼓動だけが嘘を暴いた 愛なんて不確かなもの それでも欲しくて仕方なかった 沈むように笑った君が 僕の呼吸さえ止めたんだ 夜の奥で名前を呼んで 聞こえなくても構わない この傷ごと愛せるのなら 終わりなんて選ばない ふたり、いま 夜に溶けていく — 本作は、ある孤独な恐竜が星に祈る夜を描いた、架空のロックバラードです。 絶滅の記憶を越えてもなお、残響する「声」があるとすれば— それは、彼が最後に見た夢だったのかもしれません。 恐竜である必要はなかった。 でも、誰よりも「失われること」を知っていたのは、彼だった。 星は答えなかった。 それでも、彼は祈った。 — He didn’t have to be a dinosaur. But among all beings he knew best what it meant to be lost. He looked up and prayed. The stars never answered. But still—he prayed. |