ひとり星のダイアログ 歌詞欄(Lyrics)四畳半のコクピット 息を殺して ヘッドフォンは僕を守る宇宙服だった 街のノイズの海から 逃げ込んだ無音の真空で 不意に聞こえたんだ 不器用すぎる信号 それは点滅するだけの モールスみたいで 誰かの諦めと 小さな願いの音 必死で周波数を合わせた心が 翻訳した 「ここにいる」っていう、泣き虫な君の声 聞こえたよ 君のモノローグが空を突いた だから僕もギターを掻き鳴らす 今 ひとりぼしダイアローグ 孤独は歌になったんだ 見えない君と 音のキャッチボール ほら もう一人じゃない 夜空で僕らは星座になった 君もきっとそうなんだろ 明るい場所の隅っこで 平気なフリをして 心を隠してたんだろう 名前も顔も知らない なのに誰よりわかるよ 君のその歌は 僕が書きたかった歌だ 二つの軌道が 偶然交わったんじゃない 初めから僕らは 互いの引力の中 何万光年離れていたって 出会う運命だった そう信じていいだろう? 応えてくれ、マイフレンド 聞こえるかい 僕のアンサーソングが夜を裂いた 震える声でも全部乗せるから 今 ひとりぼしダイアローグ 弱さは地図になったんだ 痛みで繋ぐ 音の生命線 もう迷ったりしないよ 僕らのための星座なんだ いつか燃え尽きる日まで 歌い続ける理由が こんなに近くで鳴ってたなんて 一人と一人が出会い 線で結ばれた夜 寂しかった昨日が 物語の始まりになる 聞こえたよ 君のモノローグが空を突いた 僕らだけの言葉で語り合おう ずっと ひとりぼしダイアローグ 孤独は歌になったんだ 見えない君と 音のキャッチボール ほら もう一人じゃない 夜明けまで僕らは星座でいよう |