着替えるみたいに 歌詞欄(Lyrics)[Verse 1] コンビニ帰りの袋 揺れる音で夜が始まる 誰にも言えないこと ポケットの奥で渦を巻く 笑ってごまかすたびに 鏡がちょっと冷たくて 本当の顔はどれか まだ答えを探してる [Pre-Chorus] 隠しても滲む 感情のグラデーション ひとつの嘘が すぐに次を呼ぶ [Chorus] 変わり続ける僕を 着替えるみたいに見てよ 壊れそうでもリズムに乗せて まだ踊れるから 狭い部屋の真ん中で 誰もいない夜に歌う 飾らなくても響いてく 今だけは本当でいたい [Verse 2] 通知を切ったままで 静けさだけが息をする 言葉にしたら軽く でも黙れば重く沈む くだらないフレーズさえも ビートに重ねりゃ光って 意味より大事なことは ここにある気がしてる [Pre-Chorus] すれ違うような 感情のノイズさえ 拍を刻んで 音楽になる [Chorus] 変わり続ける声を 着替えるみたいに聴いて 崩れそうでもメロディ乗せて まだ歌えるから 散らかったこの世界で 心の奥 鳴り響く 飾らなくても響いてく 今だけは本当でいたい [Bridge] 積み重なる矛盾を 夜に投げてしまえ 答えなんていらない 歌えばいい [Final Chorus] 変わり続ける僕を 着替えるみたいに見てよ 壊れそうでもリズムに乗せて まだ踊れるから 狭い部屋の真ん中で だれもいない夜に歌う 飾らなくても響いてく 今だけは本当でいたい ------------------------------------------------------------ ## ライナーノーツ|着替えるみたいに ## 狭い部屋の真ん中で、誰にも見られないまま心を着替える。 今日の自分と昨日の自分は違う顔をしている。 嘘でごまかす瞬間も、沈黙に沈む瞬間も、 全部まとめて「今の自分」を形づくっている。 この曲が描くのは、そんな不安定さを肯定する視点。 着替えるみたいに表情を変えて、声を変えて、 時には矛盾だらけのままでも、リズムに乗れば踊りだせる。 夜の孤独と、小さな部屋に響く自分だけの音。 そこに宿るのは、飾らないままの「本当でいたい」という願い。 |