89番目の星座 歌詞欄(Lyrics)すべて記された空のページに もう誰も 新しい星は描かない 「そんなもの、ただの夢さ」と 笑われても 目を逸らせなかった 遠ざかるほど 願いは強く 届かなくても 手を伸ばした 89番目の星座は 誰の地図にもない場所 それでも確かに僕の空に 瞬いていた 叶わぬ夢と 嗤われた光を 僕は掲げて 夜の向こうへ 風に流れる 見知らぬ祈り 足元で消えそうな 希望の欠片 胸に抱いた ぬくもりだけが 明日へ続く 道しるべになる 名前のない光でも 僕の目には 映っていたから 89番目の星座は 言葉では触れないもの けれど確かに心の奥 照らしていた 愛や希望が 見えなくなる時も 僕が灯した 信じる強さ 誰も見上げない空を 今も見つめてる 僕が描いた星座が 消えないように 89番目の星座は たったひとつの証 目には見えずとも ここに在ると もう一度 あの夜を選べるとしても 僕はきっと 迷わず行くだろう 89番目の星座は 僕の胸に宿る 静かに夜を照らす 永遠のヒカリ |