歯車に残る痕跡. 歌詞欄(Lyrics)「止まりかけた針が 音もなく揺れる 」 忘れられた場所に 足音が響く 微かな光 過去を照らして 眠っていた記憶が 目を覚まし始める その声は 風の中に残る 誰も知らないはずの 未来が ここにあるなら 戻らない時間でも きっと 意味がある 止まった歯車の奥 誰かの願いが まだ生きてる しるされた こんせきだけが 確かな地図になる 重なった記憶の中 もう一度 動き出す世界 「空白のページが 風にめくられる」 残響だけが 答えを知ってる 沈黙の隙間に 何かが揺れて 忘れかけた真実が 静かに輪郭を描く 触れた記憶のかけら 痛みさえも 道しるべ 壊れたままの夢が 今 形になる 止まった歯車の奥 誰かの祈りが まだ響く 過去からの かすかな声 今も ここにある 捨てられたわけじゃない この場所に 意味がやどる 終わりじゃなかったあの日 仕組まれた 運命の中 それでも回る世界を 誰かが見つめていた 止まった歯車の奥 誰かの願いが まだ生きてる しるされた 痕跡だけが 確かな地図になる 重なった記憶の中 もう一度 動き出す世界 誰も知らない名のまま それでも 届く願いがある ひび割れた空の下で 確かに 音がした 止まりかけた世界さえも まだ 終わってなどいない 「忘れられた“彼”の影が 揺れる 」 |