ガラスの臓 歌詞欄(Lyrics)呼吸をすると 肋骨の裏側で ちいさな音がした きみの最後の音は 身体の中にまだ響いてる 音のカケラが シンゾウに突き刺さったまま 脈を打つたび 細かく震えてる もう、ずっとこのままなんだ ああ ガラスの臓が、軋む 身体の真ん中で 生きるたび増えるカケラ 鋭い痛みになる 乱反射した光が わたしの内側を焼いていく ただ息をするだけで 身体が壊れてしまう 笑おうとすると 喉の奥の方で カケラがこすれる音がした きみの声は本当に 綺麗だったから、厄介だね これはもうわたしの身体の一部なんだ レントゲンにだってきっと写るよ 取り出せるわけないじゃん わかってるよ、もう ああ ガラスの臓が、軋む 身体の真ん中で 生きるたび増えるカケラ 鋭い痛みになる 乱反射した光が わたしの内側を焼いていく ただ息をするだけで 身体が壊れてしまう 呼吸は凶器! 鼓動は鈍器! 光はわたしのひび割れをさらけ出すだけ! 歩くことも、眠ることも、夢を見ることも! この身体そのものが! もう牢獄なんだ |