ココロ予報、キミはわかんない 歌詞欄(Lyrics)「おはよう」ってキミが笑う それだけで世界は色づく 窓際の席 特等席で こっそり占う今日の運勢(コンディション) キミの眉の角度 声のトーン 教科書の隅 書き込んだ方程式じゃ 解けない難問 ほんの数ミリ 距離が近づくだけで 急上昇する気圧 心拍数と湿度が比例してく もう息もできないくらい 晴れのち快晴だったはずの ココロ予報 キミのひとことで 夕立みたいに泣き出して カラフルな期待値も あっという間にモノクローム 「なんで急に黙るの?」って ねえ、そんな顔したって キミには わかんないや 廊下で話す楽しそうな横顔 私の知らないストーリー 傘も持たずにずぶ濡れになった気分 空っぽの胸が痛い 空模様さえ 上の空で 青信号 点滅してるみたいに急かすんだ 気持ちだけ 「別に、なんでもない」なんて 天邪鬼なセリフは本心じゃない 近づけばまた遠ざかってく キミと私の理想の距離 曇りのち豪雨なんでしょ? ココロ予報 キミの優しさが 逆に視界を滲ませて 100%の「好き」だって 99%の「嫌い」に変わる 「難しいね、キミって」って ねえ、呆れないでよ 全然 わかってないくせに ぽつり 窓を叩いたのはキツネのよめいり 太陽が泣いてるみたいで なんだか私と同じだ 水たまりに映った 泣き笑いの情けない顔 揺れて変わって安定しないのは 心がキミでいっぱいだって 証拠なんだ 晴れのち快晴 飛び越えて 虹がかかるココロ予報 キミのひとことで 明日がこんなに待ち遠しい カラフルな感情ぜんぶ いつか花束にして渡したいから 「本当はね、」って 言葉の続き ねえ、キミだけに 分かってほしいんだ 今はまだ… キミはわかんない。 …明日は、晴れるかな。 |