なずなB 歌詞欄(Lyrics)[Intro][refrain] [Verse 1] 白い朝 風が鳴く ふらりと君がいなくなった 道端の 声もない花 それがなずなだと 教えてくれたのは君だった さよならさえ 飲み込めず 日々だけが 冷たく降り積もる 空っぽの駅で見た夢に まだ君は 笑っていた [Chorus] なずな、なずな、名前のない祈り 誰にも見えない 痛みを抱いて どこへゆくの このちいさな魂(こころ) 君を想えば 風が泣くよ [Verse 2] 踏切の向こう 灯る影 まるで誰かの幻みたいだ 拾い損ねた言葉たちが ポケットの底で錆びてゆく 君がくれた 春の地図 もう一度 なぞって歩けたら 名前のない日々にもきっと 意味が咲くと 信じられる [Chorus] なずな、なずな、忘れられた花よ 踏まれてもなお 空を見ていた 「また会えるよ」 そんな嘘でもいい 君の声が ここにあるなら [Bridge] ふと思い出す 君の手の温度 小さな種を 掌にのせた日 風に揺れた 景色の中で まだ 僕は あの日を探してる [Final-Chorus] なずな、なずな、悲しみの向こうで 誰かをそっと 癒すように咲く 僕もいつか そんな風になれるかな 君に続く 風になりたい [Outro] 白い朝 風が鳴く もう二度と 帰らぬ君のこと そっと胸に 咲かせながら 僕は今日も 歩いている |