乾いたシーツ 歌詞欄(Lyrics)ソファの上の洗濯物 アンタのジーンズと混ざってる 一番上から掴み取ったシーツは パリパリで、太陽の匂いがした。 ガンガンうるさい時計の秒針 私のこめかみを殴ってる 待ってるなんて思われたくない 思われたくないのに。 別にアンタがいなくたってご飯はおいしいし! このワンルームは広すぎるくらいだし! 愛情なんて乾いてくもんだし! バカみたいじゃんか、この乾いたシーツ 冷蔵庫にはビールが一本 私が昨日買ってきたやつ 煽るように喉に流し込んで 空っぽのカンをシンクに投げた。 カラン、と虚しい音が響いた 空っぽになったのはどっちだっけ 考えるだけもう面倒くさい 全部どうでもいいや。 別にアンタがいなくたって夜は眠れるし! 寂しい歌も響かないくらいだし! 潤いなんて求めてないし! 笑っちゃうよな、この乾いたシーツ ベッドに倒れ込んで顔をうずめる ギュッと握りしめたら 爪が、白くなってた やっぱりアンタがいないとご飯は味気ないし! このワンルームは寒すぎるんだし! 愛情なんて乾いてほしくないし! バカみたいじゃんか、濡れていくシーツ |