猫じゃらしK 歌詞欄(Lyrics)[Verse 1] ひび割れたアスファルトに 風がちょっと泣いていたんだ 君は黙って空を撫でて まるで何も知らないフリしてた [Pre-Chorus] 路地裏の夕立ちが 錆びた匂いを運んできて 濡れたシャツの裾つまんで 笑う声がやけに遠く響いた [Chorus] 猫じゃらし 揺れる夢の隅 忘れられたあの日の嘘 柔らかく 触れたその手が 今も胸をくすぐっている [Verse 2] 影踏みの鬼ごっこ 終わり方を知らないまま 「また明日」と呟いた声は どこへ行ったんだろう [Pre-Chorus] 駅前のポスターには 見たことない世界があって 君と僕を引き裂くように 夜は静かに降りてきた [Chorus] 猫じゃらし 風に踊れば もう戻れないことさえも 優しさに見せかけながら 胸の奥を撫でていくんだ [Bridge] あの日の君が 振り返るたび 言葉より先に 涙が落ちた 傷つけることもできないまま 大事にしまい込んでしまったんだ [Final-Chorus] 猫じゃらし 揺れる夢の隅 忘れられたあの日の嘘 柔らかく 触れたその手が 今も胸をくすぐっている [modulation] 猫じゃらし 枯れてしまっても 揺れてた光 まだ胸にある ほどけたままの約束さえも 僕らだけの宝物だよ 忘れない 雨の匂いと 君の目に映った青空 風がまた 季節を運ぶ それだけで 歩いていけるよ [Outro] 嗚呼 言えなかった言葉が 君の背中で灯っている 「さよなら」じゃ 足りないのなら せめて 名前を呼ばせてよ |