もう【お母さん】じゃ無くていい? 歌詞欄(Lyrics)息子を産んで 悔やんだ日があった 彼女と結婚を意識したあの日から あなたの態度は もう 「母」ではなく 他人に向けるものになった 彼女のことで揺れる日々 それは 嫉妬なんかじゃない ただ あなたがあまりにも 薄情に見えた 言葉にはしなかったけれど 母も ひとりの人間なのだと 心があって 傷つくのだと それさえも あなたは もう感じられなくなってしまった そんなあなたを見ているのが 寂しくて ただ悲しかった 「母だから受け入れてくれる」 きっとそう思っているのだろう 彼女を想うことは 素敵なこと けれど母を疎むのは 違う 本当は 声に出して 言いたかった 何度も 心を打ち砕かれて 「期待するのは 間違っていた」と 悟るまで 母は時間がかかった 母は 無条件の愛で あなたを受け入れてきた だけど 母へ返る愛は もうないのだと 認めなければ 辛くなる いつか あなたが親になる日が来て 子どもが 巣立っていくとき そのとき あなたは何を想って 何を感じるのかな その瞬間に ほんの少しでも 母のことを思い出してくれるだろうか それでも 母は 悔やんでも あなたを 愛してやまない たとえ あなたが 気づかなくても 母の深い愛は ずっと そこにある あなたを 愛し続ける |