凪の季節 歌詞欄(Lyrics)【Verse 1】 海月の群れの中を 潮の目が通り過ぎた頃 さっきまでの暑さが 結露が晴れるように 窓を伝うように 解き解れていく 【Verse 2】 硝子の向こうに見えるのは ピントの暈けた九月 記憶はまだ柔らかくて 水の拉げた拍子に 隙間から 物憂げな顔をした 夏が手招きする 【Chorus】 (Ensemble singing) 此処からは凪の季節 私の生まれた季節 透き通る時間に折り目をつけて 少しずつ彩度を増す 此処からは凪の季節 夕暮れの季節 うんと光を浴びて うんと影も広がっていく 【Verse 3】 (Ensemble singing) 海月の群れの中に 夕闇が辿り着いた頃 ふとした転寝のあとの 仄かな痺れみたい 腕を伝うように 解き解れていく 【Verse 4】 グラスの向こうに見えるのは 深度の暈けた九月 尾翼はまだ揺れていて 針の拉げた羅針盤 隙間から 物憂げな顔をした 希望と不安が手招きする 【Chorus】 (Ensemble singing) 此処からは凪の季節 私の生まれた季節 透き通る時間に折り目をつけて 少しずつ彩度を増す 此処からは凪の季節 夕暮れの季節 せーので輪っかを跳んで 背中の境目のライト・レイズ (interlude) 【Bridge】 さよなら ミスターマーキュリー そろそろ此処にはいられない 煙や埃が消えるように 「現在」はもう (Ensemble singing) 二度とは来ないけど 匂いと記憶が 時々 似たような日を連れてくる 【Chorus / Final Refrain】 (Ensemble singing) 此処からは凪の季節 私の生まれた季節 透き通る時間に折り目をつけて 少しずつ彩度を増す 此処からは凪の季節 夕暮れの季節 うんと光を浴びて うんと影も広がっていく 此処からは凪の季節 私の生まれた季節 後ろ髪引く夏を振り切って 少しずつ速度を増す 此処からは凪の季節 夕暮れの季節 せーので輪っかを跳んで ヒュウッと影に飛び込んでく 背中の境目のライト・レイズ 夏と冬の境目のライト・レイズ |