縁日のブルー・ポップ #花火大会 歌詞欄(Lyrics)[intro] ひゅるる、ドン——花火が夜を染める 冷えたラムネを持つ手が 恋の泡をゆらしはじめた [verse 1] アスファルトの熱が かすかに残る路地 屋台煙の向こう 君の横顔をさがす ビー玉の向こうで 世界が少し揺れて 青い小さな宇宙に 触れられそうで [pre-chorus 1] 「また来年」よりも 今夜を信じたい 栓に指をかける 胸が高鳴る [chorus 1] ひゅるる、ドン——空が胸を鳴らす 口からこぼれた“好き”が泡になる 手のひらの冷たさ、夏の合図 シュワり、胸の隙間を満たしてよ ah... [verse 2] 金魚すくいの皿に 街の灯が落ちる 射的の弾道が 願いの形をなぞる りんご飴の赤が 君の頬に映って 言い訳みたいな笑いが 甘く続く [pre-chorus 2] 君の肩をかすめる 夜風の温度で こぼれそうな想いを ふたりで読み取る [chorus 2] ひゅるる、ドン——屋台のあかりが揺れる 口からこぼれた“好き”が泡になる ビー玉越しの君が、少し笑う シュワり、胸の隙間を満たしてく ah... [bridge] 大玉が終わって 音だけが遅れてくる 川面の黒に 花の残像が流れる 言えなかった言葉を 瓶の内側に書いて 君の指先で なぞってもらおう [chorus 3] ひゅるる、ドン——君の胸も鳴った 口からこぼれた“好き”が泡になる 同じ瓶口、息の温度が触れる シュワり、ふたりの隙間が消えていく ah.. [final chorus] ひゅるる、ドン——空より胸が鳴る こぼれた“好き”は泡じゃなく言葉になる ポン、と今を開けて分け合う青 シュワり、溢れた心で君を満たす ah... ひゅるる、ドン——空より胸が鳴る シュワり、溢れた心が君を満たす |