林檎ノ刻 歌詞欄(Lyrics)赤いルージュで 嘘を塗り替える 一口かじった 林檎の香りが 夜の帳に 溶けてゆくたびに 視線を絡めて 罠を仕掛ける 誰のものにも ならないふりで あなたの影を ずっと追いかけてた ねぇ 騙されてよ 一度でいい 「遊び」なんて言葉に酔って その指先が触れるたびに 心ごと あなたに溶けてゆくの 嘘も真も どうでもいいの ただ 抱きしめて タバコの煙 わざと揺らして 傷つける言葉 選んでしまう 「冷たい女」 そう言われたくて ほんとは怖いだけだったの 本当の私を 知られた瞬間 あなたがいなくなるのが怖くて 愛してるなんて 言えないけど 名前を呼ばれるだけで 震える 背を向けたくせに 振り返るの ねぇお願い 見てて 消えるまで この身体ごと あなたにあずけた夜 歪んだピアノの旋律に乗せて ひとり芝居 幕を下ろすの でもね あなたの匂いだけが まだ 残って離れないの 抱かれて 堕ちて 夢で逢えたら すべてが報われると思ってた 涙を隠す 笑い方さえ あなたがくれた 最期の仮面 今夜もまた 演じる「強い女」 ねぇ 狂ってもいいの あなたのためなら この命さえ 惜しくはないの… |