![]() ![]() ![]() |
|
認知的不協和 歌詞欄(Lyrics)[Intro] (Instrumental) [Verse] あの時、私は諦めてよかったんだ そう言い聞かせて、生きてきた 何かのせいにしてきたのかもしれない そう思っていた…でも、違った [Bridge] 本当は、ただどうしようもなかった 抗(あらが)えなかった、私には 失ったものを取り戻そうとしているけど 取り戻せるものなら、取り戻したい [Chorus] あれは「認知的不協和」なんかじゃなかった 自分を守るための仮説なんていらない できなかったことを、理由づけしなくてもいい 今の私に、嘘はいらない [Inter] [Verse] 「切り取り」って、そんな簡単なものじゃない 9で終わる年齢クライシス 大人にもなれず、子どもにも戻れず その中間で、いつも静かに震えていた [Bridge] アンコールを待つように、何かを期待して ズレた時間感覚の中 時代のせいにしたっていいじゃない だって、時代のせいなんだから [Chorus] 不可抗力という言葉に逃げたこともある でもそれは、ただの自己防衛 無骨な反抗心だけを頼りに この世界と距離を取ってきた [Verse] 作用・反作用の法則 もう充分だ、そんな力学はいらない 焦りに効く特効薬は 君の気持ち、その処方箋だった [Bridge] 「物分かりがいいね」って昔から言われてた でもそれは、感情を押し殺す訓練だった 自分では不本意な感情を 空気を読んで飲み込んできた [Chorus] 裏と表のコインを捏造するトリック 正しさの影で泣いていたのは この世の中が、どちらかに回転しないと 認められないからだ [Verse] 私は名乗るほどでもない存在 それでも、生きてるんだ そんな認知的不協和の中で 静かに、確かに、声を上げている [Bridge] 「でも」「だって」という逆説の接続詞 それにすがって、夜をやり過ごす じたばたする夜はまだまだ続く それでも、周囲は矛盾し続ける [Chorus - Final] 誰か、止めてよ——そう叫びたかった こんな認知的不協和に、終止符を打ちたかった でも、今なら言える この矛盾も、一つの真実だって |