まぶたの奥に溶けていく 歌詞欄(Lyrics)[Verse1] 波間に落ちる ひとしずくの光 寄せては返す ためらいの影 遠くで鳴いた 鳥の声が 心の底まで 澄みわたってく [Pre-chorus1] 言葉を探しても 届かなくて ただ風だけが 頬をなぞった [Chorus1] かなしい言葉も まぶたの奥に溶けていく 残された音が 静かに消えて 胸の奥深くで 波がやむまで ひとりきりの空を 見上げていた [Verse2] 陽射しが水面に 金色をまく 笑い声のように 風が走る 握った手から こぼれ落ちた 小さな夢さえ やわらかくなる [Pre-chorus2] 名前を呼んだのは 私じゃなく 透きとおる空が そっと触れた [Chorus2] うれしい気持ちも まぶたの奥に溶けていく 光の粒が 瞳を満たし 時を忘れるほど 深く吸い込んで 明日さえも 遠く感じた [Bridge] 季節が巡るたび 思い出は 青く静かな 底へ沈む 触れられないまま 抱きしめた 過ぎた日々の温度を [Chorus3] なつかしい想いも まぶたの奥に溶けていく 水面のゆらぎに 映して揺れ 心の奥底で そっと息づいて 何も言えず 空を仰いだ [Final chorus] せつない気持ちも まぶたの奥に溶けていく 夕暮れの色が すべてを包み 声にならないまま 時がほどけて この景色だけが 息をしている |