閃光シグナル 歌詞欄(Lyrics)午前二時半 蛍光灯の白昼夢 フリックした画面の向こう 世界は回ってる 「ダイジョウブ?」って文字打っては消して 既読のつかない心 今日も仮想現実(ここ)にいる 錆びついた心臓が軋むようなフィードバックノイズ 「このままじゃ、ダメなんだ」 わかってる わかってるけど 閃光になって突き抜けたいんだ この閉塞感の空を 不協和音(ノイズ)だらけの感情だって これが僕の証明なんだ 誰かじゃなくて 僕が僕を肯定できる音を 鳴らせ 今 轟音のシグナルを 薄暗いスタジオ 湿った空気の匂い 不揃いな足音だって なぜか少し安心する 「ちょっと、今のズレてた」って君が笑う ぎこちない会話の隙間 コード進行は待ってくれない 君の叩くBPMが 僕の背中を蹴飛ばすんだ 「もう少し、あと少し」 震える指で弦を掴んだ 閃光になって突き抜けたいんだ ひとりぼっちの夜を 不完全で未完成な僕ら それが最強の布陣なんだ 過去じゃなくて 未来を照らすための音を 放て 今 共鳴のシグナルを もしも明日 世界が終わるとして もしも明日 声が出なくなっても この歪んだギターと アンプを揺らす振動だけが 僕がここにいたってことの、たったひとつの道標になる 閃光になって突き破っていく この臆病な僕自身を! 不協和音(ノイズ)だらけの感情だって これが僕らの証明なんだ! 誰かじゃなくて 僕が僕を肯定できる音を 鳴らせ もっと! 届け もっと! 轟音のシグナルを! |