黄昏グラデーション 歌詞欄(Lyrics)知らない駅の 改札出たら くすんだ空が 胸に降るだけ せびろの肩に 風が刺さって 言葉はまだ ひとつも出ない うすく にじむ オレンジの 記憶が ふっと まぶたを刺す 黄昏グラデーション ひとりきりの都会(まち)に 溶けていく 会いたい 声がこぼれて 名前も 呼べず歩いてる 黄昏グラデーション ビルの灯りがやけに 冷たくて 人波 すれ違うたび 君だけが 今も遠いまま 遠くの笑い イヤホン越しに ひとりの音が 強くなってく 止まった信号 赤が続いて 戻れぬことを また知るだけ どこで 間違えたのか わからないまま 正しさだけ 抱きしめてる 黄昏グラデーション 光と影のあいだで 揺れてる 忘れた ふりが苦しくて つよがり 夜に溶けてゆく 黄昏グラデーション ひとりぶんの隙間が 埋まらない この街 なにか足りなくて 君だけが ぜんぶ持っていた 黄昏グラデーション 泣けないぼくのかわりに 沈む あの陽が 沈む背中には きみの影 ずっと重ねてる 黄昏グラデーション 言えなかった気持ちが にじむ 名前を 呼んだその先に もしもまだ 君がいるなら |