鮮緑碧翠 歌詞欄(Lyrics)風がまだ名前を持たぬ頃 僕らは時間の隙間に立っていた 言葉よりも先に触れた あの瞳の奥の未完成 選ばれなかった道のほうが なぜか今も胸を締めつける 正しさよりも痛みを抱いて 生きる意味を探していた 鮮やかすぎる光の中で 僕らの影がひとつになった 答えのない問いを抱えながら 青春はただ、揺らめいていた 記憶はいつも輪郭を変えて 優しささえも疑ってしまう 「永遠」なんて言葉の重さに 沈黙だけが寄り添っていた 誰かの期待に応えるたび 僕は僕を見失っていた それでも君の声が響く 「ここにいて」と、確かに 触れた夢がほどけるたびに 未来は少し滲んでいた 正しさよりも君の温度が この世界を照らしていた Time was a canvas we painted in silence Truth was a whisper lost in defiance We chased the light not knowing the cost Found ourselves in moments we thought we had lost Footsteps fading in echoes of youth Every lie we told was searching for truth No map no guide just a pulse and a name We walked through the fire but felt no flame 季節は巡り、色を変えても あの日の光は胸に残る 「さよなら」は始まりの言葉 そう教えてくれた君の背中 孤独を知ったその瞬間に 僕は初めて自由になった 痛みも希望も抱きしめながら 未来へと歩き出す 触れた記憶がほどけるたびに 僕らの過去が風になる頃 答えのない問いを愛しながら 青春は今も、そこにある 僕らがいたあの春は 青くもあり、緑でもあり、 ただ色が揺らめいていた |