薄明の私 歌詞欄(Lyrics)静かな息遣いと時計の針の音 窓の外の光は遠くて冷たい 鏡に映る私に 薄っぺらな笑顔を貼り付け 「行ってきます」なんて 返ってこない声をかける 眩しすぎる煌めきで 足が竦む 一歩を踏み出す勇気は 貴方とともに喪ってしまったから 無い物ばかり 数えてしまう 満たされない自分を嘆き 心の隙間が 日ごとに広がる 貴方の為だけに生きれなかった 私を許してほしい 傷だらけの心でも まだ温もりを覚えている 信じたい 私を 夜空に浮かぶ月さえ どこか私を責めるようで 眠れぬまま数える 見えない明日への不安 過ぎ去った時間は 二度と帰らない 戻れない道を それでも見つめてしまう 在るものさえ ようやく見つめられる 弱さに押し潰されそうでも 少しずつ自分を 受け入れる強さを 貴方の為だけに生きたかった 私を信じてほしい いがみ合った時間すらも 今では尊く思う 戻らない時間に 涙を 後悔とIFの狭間で 私はまだ立ち尽くしている 次があるのなら 私は間違えないのだろうか 貴方の為だけに生きれなかった 私を許してほしい 共に歩まなくても 道は続いて行くのだから 信じたい 未来を 弱さの奥で かすかな光が 私を呼んでいる |