紫陽花の宿/天川 江利 歌詞欄(Lyrics)生まれは上州 水上 からっ風と 厳しい冬に耐え 辛抱強い オンナになりました そんな彼女が歌うのは 歌い続けて 10余年 情念込めて 歌って頂きましょう! 天川 江利『紫陽花の宿』 雨に煙るは 石畳 宿のあかりが 紫陽花 染める 重たい過去を 引き摺りながら 縋る想いで ここまで来たの グラス傾け 語る夢ひとつ 儚い希望と ため息ひとつ 窓に滲んだ 貴方の笑顔 嘘と知りつつ 身を寄せたのよ あゝ 紫陽花みたいな貴方 たとえ一夜の恋だとしても 心が貴方を求めてる 結ばれぬ 運命としても せめて今夜は どうかこのまま 揺れる想いに さよなら告げて オンナはひとり 歩き出す そんな彼女の 行く末は どんな明日が 待っているのか? 朝露消える その前に 未練振り切り さよなら告げる 眠る貴方に 一瞥くれて 想いどこかに 押しやり部屋を出る 紫陽花の宿 夕べの雨の香 明けの空見上げ 虹を探して かなわぬ想い 涙堪えて いつか私も 幸せになるわ あゝ 紫陽花みたいな貴方 たとえ一夜の恋だとしても 心が貴方を求めてる 結ばれぬ 運命としても せめて今夜は どうかこのまま 私の往く道が 雨に濡れようと 私の頬が 涙に濡れようと いずれ乾く その時を待つわ 私も紫陽花の様に あゝ アジサイみたいな貴方 たとえ一夜の恋だとしても 心が貴方を求めてる 結ばれぬ 運命としても せめて今夜は どうかこのまま |