ハレーション・リプレイ 歌詞欄(Lyrics)夕暮れのホーム 君の隣 ボクは透明なゴーストなんだ 少し伸びた髪を揺らす風 僕だけが見えるかくどで 君は笑った気がした キズだらけの記憶のフィルム つなぎ合わせて巻き戻して 改札の向こう側 二人乗りした自転車 ちゃんと覚えてるんだよ すり抜けていく指先が光の粒子になって 触れたいのに 触れられないって 分かりきったことだよな でも、また夢を見てしまうんだ 目を閉じれば いつでも会える ハレーション・リプレイみたいに 瞼の裏側で焼き付いてる 何度でも、キミに恋をする この日常に、愛は生きてる キミが寝るときにする癖 左の髪だけ耳にかける 僕があげたマグカップの 小さな欠けた部分を 指でなぞってる そんなこと、キミは知らないままでいい 完璧な日ばかりじゃなかった 雨のバス停 喧嘩もしたよな 全部 ノイズ混じりのワンシーン どれもがどうしようもなく愛おしい すり抜けていく指先で キミの涙を拭う そんな想像を繰り返してる 笑っちゃうくらい 無力だよな でも、温かいんだ なぜだろう 目を閉じれば いつでも会える ハレーション・リプレイみたいに 瞼の裏側で焼き付いてる 何度でも、キミに恋をする この日常に、愛は生きてる もうリアルな身体なんてなくたって キミが見るもの 飲むもの 聴くもの全部 その一部になって 見守っているから だからさ、ちゃんと未来をあるいて 新しい光を見つけて ボクはもう、大丈夫だから 目を閉じなくても そばにいるんだ 陽だまりのヒカリみたいに キミの日常に焼き付いてる 何度でも、キミに恋をする そうやって、ボクも生きていく |