ひかりのたま 歌詞欄(Lyrics)[Intro] [Verse] 錆びた坂道 朝を並べて ふくらはぎまで 光がのぼる まぶたの裏に 丸い灯り 「帰ろう」みたいに 手をほどく [Pre-chorus] ひとつの歌を 胸であたため 埃の匂い やさしくなる ほどけた夢を 裾で集めて 明日の上に そっと掛ける [Chorus] 街角の光玉 ぽとりと落ちて 手のひらの中 温もりになる なくした昨日も 糸で結べば 虹の端っこ ここにつながる 「一緒に行こう」 声にならない その合図だけ 全部わかる [Verse] くすんだ学校 指でなぞれば まっ白な声 ふくらんでいく 風が連れてく やさしい記憶 丸い並びが 頬をさす [Pre-chorus] 壊れた言葉 つぎはぎしても 笑いの印 増えるだけ 見えない旅を まぶしがりながら 鼓動の速さで 手を握る [Chorus] 街角の光玉 ぽとりと落ちて 痛みの跡を そっと照らす 小さな強さを 数えていけば 道の曲がりも 怖くはない 「おかえりみたい」 唇の隅 薄桃の色 朝を呼ぶ [Solo] [Bridge] 雪の代わりに 春を並べて 乾いた心 水を飲む 遠い眠りの 向こう側から 「まだ行けるよ」と 風が来る [Chorus] 街角の光玉 ぽとりと落ちて はぐれた心 寄り添わせる 夜の隙間を いっこずつ埋め 確かな温み こぼれないよう ふたりの足跡 並べておけば 今日の続きが 未来になる [Chorus] 街角の光玉 ぽとりと落ちて 最後の涙 頬に光る 淋しささえも 光に変えて 帰り道まで 歌で導く 「大丈夫だよ」 手と手のあいだ 新しい家 ここにある |