BACKBEAT DIARY 歌詞欄(Lyrics)春、どっか行ってた 気づけば空が、半袖だった リュックひとつで ドア、ガチャ。 花咲いたし、次の駅まで 地図は持ってないけど 今日は暑いね 足音に 香り混じる 誰かの話し声 風に乗ってる 出会いってさ、Bメロみたい ふと鼻歌になってるやつ 繋がるの、ちょいビビってた でも、繋がらんのもまあまあ寂しいな 「またね」って投げといて そんくらいの暮らし、ちょうどいいかもね 天気と気分で移動する 定位置?ないね 名前わかんない人のことも 歌になる、記録になる 風の粒みたいに 今日を通りすぎてく この街は 夜が余ってる あの子は 朝に強かった 知らんカフェの他人の話 なぜかまだ脳に残ってる ビーサンが冷えてきたから また荷物まとめた ひとときの「ただいま」が 次の「じゃ、また」になる 置き忘れた感情は 歌にして、詰めとく 名前も番号もいらんけど 声のグルーヴが、生きてた証 曖昧なまんま、誰かと繋がってる 「定住」むいてない でも「記憶」には残りたい どこかの誰かの脳内で 音だけでもリピートされてたら、いい 季節が変わるたび 僕もちょっと変わる 足音が、リズム刻む 出会ったぶんだけ 視界が広がる 地図は描かないけど、道はある そしてまた、今日が旅になってく 秋が 追い越してった 気づいたら 一曲、できてた |