踊り舞いらん 第ニ版 歌詞欄(Lyrics)[intro] [verse1] 人は人であるがゆえに研鑽を積む それは崩壊するまで 死するまで 遠く海の果てをこの目で見るため 数々の運不運をその胸に乗せる 学びは多岐に渡り 終着も多岐に帰する 人は創世に学び 草生を胸に秘す 大地を踏み締め 己の立つ舞台の形を知るべし 海を見渡し 己が及ばぬ史跡に学びを得るべし 山の頂きを目指し 万日を耐える祖を参るべし 人の世を歩き 形はあって非なるものと謳うべし [verse2] 百聞にも偽と確あり 一見にも虚と実あり 航を走し 道を奏し 戒を装し 景を創す 古来より続く 人が人であるが故の 優と劣 貧と富 磨きたまへ 徊す者への布石を 導きたまへ 改す者への軌跡を 大を想し 号を層し 問を争し 解を葬す まさに人の生は草子の如し 芸に似するものなり [build] これ墓前に供える花をいかにするか それもまた人であるがための煩悩と成ず 触れるものを愛おしく思う者もいれば 触れたものを敵とする愛しき者あり 触れるものを愛おしく思う者もいれば 触れたものを敵とする愛しき者あり 墓前に花あり 墓前に酒あり 墓前に参る者こそ 供えられし輝石なり 願いと自身の道を供え 区切りを区切りとせず 再会を不定の期と契りを交わし 人界の世の鼓動を介し芸す [climax] 人は舞いて踏らん 謳歌せし生の輝きを 人は舞いて踊らん 凱歌せし生の轟きを 踊り舞いらん 讃歌せし生の響きを 舞いて続かん 一度の生に解を問うため [outro] |