ハクセキレイD 歌詞欄(Lyrics)[Verse 1] 雨粒が跳ねる電線の上で 白黒の羽がリズムを刻む 誰にも届かぬメロディーを 君だけが知っていたんだ 街は眠って 夢を食べて 誰かの嘘に酔っている 君はただ 小さな声で 「大丈夫」と風に鳴いた [Pre-Chorus] さよならの意味を知らないまま 交わした約束 まだ覚えてる 踏切の音にかき消された あの日の「またね」が ずっと疼いてる [Chorus] ハクセキレイ 飛んでいけ 君の名前を呼ぶように 冷たい空を裂いて 心を置いてった 夜明けの匂い 君の匂い すれ違うだけの季節 でも今も この胸の奥で 羽音が響いてる [Verse 2] コンビニの灯り 滲む信号 誰もが誰かの影を踏んでる 濡れたアスファルトに浮かぶのは 君が残した 最後の足音 [Chorus] 忘れたふりが上手くなって 胸の中だけ季節は止まった 「平気だよ」って笑っていた 鏡の奥で泣いていたんだ 置き去りの夢がまだ 夜の隅で鳴っている まるで君の声みたいに 優しくて 苦しいよ [Bridge] この世界に意味なんて なくても 君がいた それだけで 僕は確かに 生きていたって 言える気がした [Final-Chorus][modulation] ハクセキレイ 飛んでいけ 言えなかった言葉ごと 淡い朝焼けの中 君を連れていって 濡れた空 光る雲 いつか交わる未来へ 羽ばたく音が今 胸を打つよ 静かに |