思い出は星のように 歌詞欄(Lyrics)[Intro] 帰り道 靴音が 静かな夜に沈んでいく 角を曲がると 風の匂い あなたの声が揺れた気がした [verse1] 雨上がりの窓に映る 誰もいないホームの灯り 手袋の中に残る温度 ふたりで見た冬の記憶 [Pre-Chorus1] 交差点で 信号が瞬き 行き先を問うように滲んだ 見上げれば 夜の奥に 点々と 呼吸する光 [chorus1] 思い出は星のように 言葉より先に胸を照らす 交わした言葉も 指先の熱も 忘れたはずの昨日に宿る もう戻れない約束でも なぜか今 そばに感じた [Interlude] [verse2] 自販機の明かりに浮かぶ 色褪せたポスターの笑顔 音もなく通り過ぎたバスに ふたりの影を重ねてた [Pre-Chorus2] 夜更けのビルの隙間から 冷たい空がのぞいてる ひとりきりじゃない気がして ポケットの奥を握りしめた [chorus2] 思い出は星のように 触れられぬまま心を満たす なかったことにした涙さえ 空の端に浮かんでいた 眠れぬ夜のそばにだけ そっと灯る あたたかな光 [Bridge] 光年の彼方じゃなく ほんの少しの沈黙の先 名前のない感情たちが 今も息をしてる [chorus3] 思い出は星のように まだ終わっていない時間を照らす 笑った横顔 すれ違った日々 すべてが夜を繋ぎとめる たとえ二度と会えなくても この空の下 同じ光 [outro] 手を伸ばしても掴めない でも確かにそこにある 今夜も ただ静かに 胸の奥 ひとつ光る |