3号棟、西の窓 歌詞欄(Lyrics)放課後の3号棟に西日が差した 誰も使わない教室の隅 机に頬杖ついて窓を見てた チョークの粉が光の中舞ってた グラウンドからボールを蹴る音 笑い声が風に乗って聞こえてる 青いジャージが走り回って 誰かが誰かの名前を呼んでる 僕はここにいて 君たちはあそこにいて この透明な壁は誰も気づかない 3号棟の西の窓に映る僕は 違う色の絵の具で描かれてる気がした 窓の外は遠い国の祭りみたいだ 手を伸ばしても届かない光 僕だけが知ってる この距離を 西の窓が夕日に染まってく 落書きだらけの机の上 誰かの消し忘れた跡があった カーテンは埃をかぶったまま 僕の呼吸の音だけが響いてた みんなが集まって何か笑ってる その輪の中に入れる気がしない みんな同じ色の世界で生きていて 僕だけが別の絵の中にいる 僕はここにいて 君たちはあそこにいて この透明な壁は誰も気づかない 3号棟の西の窓に映る僕は 違う色の絵の具で描かれてる気がした 窓の外は遠い国の祭りみたいだ 手を伸ばしても届かない光 僕だけが知ってる この距離を 西の窓が夕日に染まってく もう何も期待してないって 自分に言い聞かせた夕暮れ 机が軋む音を聞きながら ただ窓の外を見ていた 僕はここにいて 君たちはあそこにいて この透明な壁は誰も気づかない 3号棟の西の窓に映る僕は 違う色の絵の具で描かれてる気がした 窓の外は遠い国の祭りみたいだ 手を伸ばしても届かない光 僕だけが知ってる この距離を 西の窓が夕日に染まってく 違う色の絵の具で 違う色の絵の具で 西の窓が夕日に染まってく チョークの粉だけが舞ってる 西日が消えていく |