誰ソ彼のかげろう 歌詞欄(Lyrics)[Verse 1] 誰かが呼んだ気がして ふと足を止める夜 灯りの消えた参道に 風だけがすり抜ける [Verse 2] 耳に残るは 遠い鈴の音 夢か幻か 確かめる術もなく [Pre-Chorus] 狐火が踊るの 見えましたか? それともわたくしの 戯れだと思いました? [Chorus] あやふやな月影に 染まるわたしの影 すれ違っただけのはずなのに 心の襞に 爪痕がひとつ ねえ…また会えると思いますか? [Verse 3] 鳥居をくぐれば 声は遠のいて 残るのはただ 香の余韻だけ [Verse 4] ふいに揺れた草の音 誰かがまだいる気配 見えないものと見えるものの狭間 [Pre-Chorus] 時折こうして 出てしまうのです 人の世界に 未練があるわけではないのに [Chorus] あやふやな感情を 夜風に解けるまで あなたを少しだけ 眺めさせて どうぞ気づかずにいてくださいね それがわたくしの やさしさ、ですのよ? [Bridge] 手を伸ばせば届くのに それは禁忌の距離だから 瞳に映るその微笑みだけで もう 十分すぎるのです [Chorus – Last] あやふやな夜にまた 誰ソ彼がひとり ふらり ふらりと すれ違う もしも夢の中で見かけたなら 次は、名を… 呼んでくださいまし… |