たんぽぽC 歌詞欄(Lyrics)[Verse 1] 春の終わりの朝 まだ冷たいホームで 君がふと見つけた 線路脇の花ひとつ 「なんかさ、これ私みたい」って笑った声が 胸の奥に今も 消えずに響いてる [Pre-Chorus] あれから季節(とき)は流れて 君のいない日々にも慣れてきた だけどふと風が吹くたび 思い出すんだ あの日の色 あの日の匂い [Chorus] 君が残した たんぽぽの手紙 読みかけのまま 春がまた巡る 言えなかった「ありがとう」も さよならさえも 風に溶けてった 空へ舞い上がる綿毛に乗せて 今 届いてと 願うよ ⸻ [Verse 2] 駅前のベンチには 知らない誰かの影 でも同じ花がまた そっと咲いていたよ もう君の声じゃない だけど優しくて 何気ない日常に 君がいる気がした [Pre-Chorus] 遠回りした帰り道 小さな勇気を拾い集め ポケットの中でくしゃくしゃの あの手紙 ようやく開いた [Chorus] 「ありがとう、楽しかったね」って 君の文字が 優しく揺れてた 笑い合った日々のかけらが ひとつずつ今 胸に灯ってく たとえもう会えなくてもきっと ずっとそばにいる そんな気がした [Final-Chorus] 君がくれた たんぽぽの手紙 風のように 背中押してくれる 新しい春の光の中 [modulation] 踏み出すよ今 君と歩いた道 空へ舞い上がる綿毛に「またね」 未来へと手を振るよ |