『黒耀(こくよう)』 歌詞欄(Lyrics)甘い毒で塗り固めた 君の微笑みが 眩しすぎて 触れた瞬間 崩れてゆく ガラス細工の約束 誰も知らない夜を 僕らは隠れて過ごした 許されないことほど 綺麗に思えた 黒く光る 君のキスが 僕の心を侵してゆく 綺麗なままじゃ 愛せない 壊れてやっと 本物になる モノクロの夜に溶けて 記憶すらも曖昧なまま それでもいいと囁いた その嘘が 一番リアルだった 【間奏】 偽装(よそお)いの下に見えた 君の傷跡に 触れてしまい 僕の罪も浮かび上がる 逃げられない この罠 忘れられるくらいなら 最初から壊しておけば 「永遠」は信じない でも 今だけは… 艶やかに飾られた その目が全てを語る 優しさは罠 優しさは刃 どっちでも 構わなかった 無意味なほど抱きしめた 冷たい体温が好きで 「愛してる」なんて使い古した それでも 君しかいなかった 最後のキスは エナメルの味 二度と戻れない 甘い闇 君が笑って 僕が泣いて それが 本当だった |