残飯処理係 歌詞欄(Lyrics)[Verse 1] 配膳の合図に 手が走る 旨いところは すぐに消える 残された皿を 黙って取れば やがてそれが 役と見なされる [Pre-Chorus 1] 残りを選ぶ者がいて 沈黙によって 場は続いている 譲歩は言葉を持たず 静かに役割を確定させる [Chorus 1] 声なき競合は 慣習と化し 力の偏在が 正義とされる 順応を強いられた者たちは 匿名のままに 代償を負う [Verse 2] 一度応じれば 繰り返され 席はいつしか 定位置となる 声を上げずに 口を閉ざせば その沈黙が 役割を刻む [Pre-Chorus 2] 役を告げられたことはなく ただ空気が 割り当てる 抵抗は形を結ばず 受容だけが 習慣となる [Chorus 2] 無言の分配は 規範となり 序列は形なくとも 浸透していく 残余を担う者の存在は 制度の影に インペイされる [Bridge] 望んだわけではなく 拒んだこともない 空いた皿を埋めることが 沈黙のうちに定められている 不可視の構造として刻まれた負担は 声なきまま 重さを増していく [Final Chorus] 自由を奪うのは 公然の合意ではなく 無意識に積み重なる 沈黙の連鎖 力の分布が 秩序を名乗り その秩序が 次を決定する 譲られた者は 名を持たず 譲った者もまた 語られない 終わりのない構造の果てには ただ虚無だけが 積み重なる |