アフタースクール・ダイバー 歌詞欄(Lyrics)チョークの粉が 宙を舞って消えてく 四角く切り取られた空 ガラスの向こう 意味のない文字の列を 指先でなぞってた 世界から音が消えた 午後三時 胸の奥 炭酸みたいに燻ぶる泡 弾けるための合図をずっと待ってた 「聞こえる?」幻みたいな声がしたんだ 高鳴っていく 心臓のビート 放課後ダイバー 錆びついたドアを開けて 音の深海へ 息もせず飛び込んだ 歪んだコードも 間違えたリズムでさえも 「私」であるための青い閃光 境界線を 今、飛び越えて 伸びてく影法師 踏みつけながら歩く道 イヤホンで塞いだ耳の奥 誰も彼もが同じ顔して笑ってる 私だけが また違う色のようで だけど今は 迷わない 震える足音も 向かうべき場所を知っているから 不揃いな光が きっと待ってくれている もう独りきりのサイダーじゃない 放課後ダイバー 泣きそうな空の色も 塗り替えるほどのノイズでかき鳴らして 言葉にできない 全ての感情が 「私たち」を繋ぐ熱い閃光 限界点 振り切って 完璧な旋律(フレーズ)じゃなくていい 譜面通りの正解なんていらない この指が この喉が この胸が 震えるままの音だけが… 本当だから …放課後ダイバー 静寂の底で溺れてた私の手を 掴んでくれたのは、あなただったんだ 放課後ダイバー! 錆びついたドアを蹴って 音の深海へ 何度でも飛び込んで 歪んだコードも 間違えたリズムでさえも 「私たち」であるための青い閃光 境界線を 飛び越えて 明日へと向かってく |