靴底のメッセージ 歌詞欄(Lyrics)[Verse 1] ガリッと鳴った アスファルトの音 蹴り出した心が、前に転がる 爪先に残る 昨日の雨 まだ乾いてないまま 走り出した 信号が青に変わる瞬間 誰もいない道を ひとり選んだ すり減ったこの靴の底が 私の“弱さ”を知っている [Pre-Chorus] 夢に触れた指を 何度も引っ込めて でも今だけは この足で掴みに行く [Chorus] 踏んで 踏んで また進め 涙で滑った一歩が 一番強かった 傷も迷いも 全部足音に変えて すり減るたびに 私は進化してた 靴底にしか書けない このメッセージ [Verse 2] 小さな駅のホーム 誰かを見送った その背中より先に 泣いたのは自分だった でも「さよなら」って言葉が やっと「前へ」って響いた日でもあった 足元の泥はもう乾いて それでも転ぶのは 怖くて でもそれより怖いのは、 ここで止まることだった [Pre-Chorus 2] 遠回りのすべてが 伏線だったみたいに 今、心が景色を追い越してる [Chorus 2] 踏んで 踏んで また進め 信じきれなかった昨日を超えて 背中押したのは 誰でもない自分 振り返らずに蹴った地面が 未来へのメッセージになっていた [Bridge] もしも このまま動けなくなっても それでも私は、私をやめない [Bridge] [Final Chorus] 踏んで 踏んで 飛び出せ 光の方へ、まだ描けないままでいい この靴が覚えてる、全部の涙と願いが いつか誰かのためになる それが「今」を進む意味になる [Outro] この靴底が語るのは、まだ続く物語。 |