君のいない朝 歌詞欄(Lyrics)夜明け前の街角で 忘れたはずの名を呼んだ 窓に残る吐息だけ 答えは風に溶けてく きっと君とならこのまま 望んだ未来へ進むだろうと… そう こんな終わりなんて 来るはずがなかったのに… あぁ、僕たちは何を見つめていたのか? 二度と戻らない日々を ポケットに詰め込んで 君の影だけ、いだいたまま アシタを追い越していた 古いラジオのノイズ越し 聴こえた歌は甘すぎて イヤホンをしたまま目をつむって 君の胸で聴いていたね 引き止めた声は震えて 心の奥が割れる音 ねぇ もう一度だけ そう、一度だけでいいから あの頃へ帰れたら あぁ、僕たちは何を求めていたの? 嘘も傷も抱きしめて 眠れぬ夜さえ抱きしめあって このまま何も邪魔しないと 強く願っていたのかもしれない… ゆっくりと色を失くす 朝の匂いが滲み出す 名前も声も曖昧だけど それでも、まだ手を伸ばす あぁ、僕たちは何を目指していたのだろう? 言葉にしなくてもきっと 同じ気持ちでいるはずだと 勝手に思っていた自分が 目覚めず今でも彷徨ってる… 窓の外は白く明けていく また、君のいない朝が来る |