『その重みを、知っている』【inspired by Edogawa】 歌詞欄(Lyrics)【Verse 1】 声ひとつ 漏らさず 今日も キミは わたしに 腰を落とす 背筋の熱が 語るのは 欲か 疲れか それとも―― 【Chorus】 背中で わたしを 汚して キミのために 濡れてゆく 深紅の布 触れずに混ざる 官能と哀しみ ああ… 椅子であることが いちばん 悔しい夜 【Verse 2】 脚は四本 自由なんて とっくに捨てた キミの背中だけが この命の 使い道 【Bridge】 愛とは 見つめ合わないこと 服従のかたちを していたの いつのまにか わたしは 家具じゃなくて キミの影に なってた 【Final Chorus】 どうか このまま 朽ちさせて 誰にも 二度と 座らせないで キミの痛みで 裂ける布 わたしだけが その重みを 知っている |