インシブルドグマ 歌詞欄(Lyrics)[Verse 1] やりたくないのにやっている それが正しいって言い聞かせて 曇った鏡に映るのは 「普通」という仮面だった 歩き方まで誰かの影 声のトーンも真似してる 心が擦り切れる音が イヤホン越しに聞こえた [Pre-Chorus] 誰かの声がざっとう 僕の声をかき消した 選んだ道のはずなのに 足跡が他人のものみたい [Chorus 1] 心の中に根づいた見えないドグマ 壊したいのに 壊せないまま 痛みを抱えて笑っている 自由のふりをして 声にならない願いを 誰にも見せられず抱いてる 見えないルールに縛られた 僕のままでいいのか そのものさしを 折ってやれ [Verse 2] やりたくないことを繰り返す 安心の檻の中 変わらない日々が 少しずつ僕を薄くしていく 信号が青を示すたび ため息がリズムを刻む 誰のための今日なんだろう 空に問いを投げた [Pre-Chorus 2] 憧れはもう色褪せて 夢の定義もわからない 「生きろ」というその言葉が 今はただの命令みたいだ [Chorus 2] 心の中に根づいた見えないドグマ 忘れた夢をまだ見てる 誰かになれない僕だけが 夜の底で息をしてる 痛みが僕を形づくるなら 壊れたままでも進めるはず 嘘のない場所へ行きたい 声が枯れるとしても [Bridge] “それでいい”って言葉ほど 怖いものはなかった 同調の海で溺れながら 本当の声を探してる 叫びたい 壊したい 苦しくて それでもまだ縋ってる 孤独さえも馴染んでしまう この世界の温度で [Final Chorus] 心の中に根づいた見えないドグマ 壊せないけど 見つめてみよう 誰のためでもない僕の声で 世界を呼び戻す やりたくないのにやっている それでも僕はここにいる 無音の夜を裂くように 心臓が鳴っている 偽物の正しさよりも 不器用な“今”を選びたい 見えないドグマのその下で 僕の自由が芽吹いてる [Outro] やりたくないのにやっている でも今日も朝が来る それでもまだ “僕でありたい”と願っている |