恋だと気づかずに 歌詞欄(Lyrics)[Intro instrument] [intro] カランと鳴るドアの音に 見慣れぬ横顔 ふいに [intro break] [Verse] フランスパンを抱える手 ふと目が合った まなざしが 笑ってくれた それだけで 胸の奥が揺れたの [Bridge][build] 「また明日も来るのかな」 気づかぬふりして待ってた 時計の針 気にする癖 知らないうちに [Chorus] 恋だと気づかずに ただの夏の幻 小麦粉な匂いのなかで 溶けていった予感 麦わら帽子が風に飛んだ午後 君の名前 聞けないまま [solo] [Verse] レジ越しの会話さえ 夢の続きのようで たわいない言葉の裏に ときめき隠してたの [Bridge][build] 「明日 東京に帰るんだ」 笑って言った君の目 なぜだろうね うまく返せず パンを包んだ [Chorus] 恋だと気づかずに 胸が痛む理由を 焼きたてのバゲットよりも あたたかかったのに 帰り道ひとり見上げた空 サヨナラって言えなかった [solo] [Outro][build] 季節は過ぎてゆくのね ひとときのまぼろし 名も知らぬ君の笑顔だけ 心に残ってる [Chorus] 恋だと気づかずに あの夏が教えた ふいに訪れた出会いは ささやかな奇跡 振り向けばほら 思い出だけ 焼きたての午後の中に [End] |