雪柳 歌詞欄(Lyrics)[Verse 1] ねぇ、どうして 君は泣いてたの? 春の隅っこで 白く咲いてた 触れた指先 痛むくらいに 優しさだけが 刺さってた 時計仕掛けの午後三時 通り雨が僕らを洗う 名も知らぬ鳥の羽音が なんだかやけにうるさくて [Pre-Chorus] 言葉なんて うまく届かない 嘘も本音も 風に流れて それでもただ 君の隣で 凍る景色に名前をつけた [Chorus] 雪柳(ゆきやなぎ)、揺れていた 誰にも見えない声で あの日、君が笑った理由(わけ)も 今なら少しわかる気がしてる ほろり ほろり 白い夢 こぼれたまま 歩いてる [Verse 2] 駅前通り ぼやけたビル群 忘れたフリが やけに上手で 君の影を 撫でる風だけ 妙に懐かしく感じたんだ 壊れかけた自動販売機 夜を灯してまた眠る 赤いボタン 押せずにいたのは きっと、どこかで期待してたから [Pre-Chorus] ひとりきりの 幸せなんて まるでパズルのピースのようで 欠けたままでも愛おしくて 君の声をまだ探してる [Chorus] 雪柳(ゆきやなぎ)、舞い上がる 静かな祈りのように 手放せずにいた言葉たちが やっと風に融けて消えていく ゆらり ゆらり 揺れるのは 心じゃなく 未来だった [Bridge] きっとね 答えなんて 最初からなかったんだ だけど それでも 君といた景色は 今も 胸に残ってる それだけで それだけで [Final-Chorus][modulation] 雪柳(ゆきやなぎ)、咲いていた 誰にも気づかれずに 君がいない春が来たことを やっと静かに受け入れられる さよならよりも優しい 「ありがとう」が風に乗った [Outro] ほろり ほろり 白い夢 それでもまだ、歩いてる |