僕の父ちゃん 歌詞欄(Lyrics)[Intro] [Verse 1] 灰色の空の下 コンクリートの森が育つ 父ちゃんの手が この街の骨を組み立てた [Verse 2] 南から北へ 風に吹かれて流れ着いた 重力に逆らう男 鉄と木の匂いをまとって [Chorus] 雨が降れば沈黙 晴れれば高く高く昇る 四畳半の宇宙で 僕らは浮かんでいた [Verse 3] 酒という名の液体が 静かな獣を目覚めさせる 刃の輝き 月明かりの下で [Verse 4] 父ちゃんの腕は 重力を忘れた枝のように 灰色の重さを 空へと投げ上げる [Chorus] 憧れは垂直に立つ 父ちゃんの背中を見上げて 僕の中で何かが ゆっくりと固まってゆく [Interlude] [Bridge] 昭和という時代の 傷跡と勲章 父ちゃんの目に映る 誰も知らない風景 [Outro] 夢の国の水底に 父ちゃんの指紋が眠る 誰も気づかない深さで 街は呼吸している 僕の父ちゃん 影と光 力と儚さ 僕の父ちゃん  |