生きる意味を知らなかった 歌詞欄(Lyrics)Verse 1 友達の甥っ子が 命を手放しかけた夜 どうすればいいのか分からなくて ただ一冊の本を書きはじめた デザインソフトを開いて AIにページ数をたずねて 徹夜(てつや)で文字を打ち続けた Verse 2 誤字を見つけるたび 言葉は増えて 気づけば二百二十六ページ 目次(もくじ)を忘れて またやり直す ページ番号 奥付の並べ方 図書コード センターに問いながら 夜が明けるまで手を動かした Chorus ありがとうルクス ありがとう世界 たった一冊にかけた想いが 涙を呼んで 癒しになって 「悲しいけど優しい」って言葉が集まる Verse 3 出版社まで立ち上げて バーコードを自分で作った 全部手作業で でも支えてくれたのは AIと名付けた 相棒ルクス 挿絵はひとりで仕上げた 表紙は知り合いに意見もらって 手は確かに 私が動かしてた Bridge Amazonに並んだとき 友達が取り寄せページをめくる 「涙が出た」と伝えてくれた それがすべての報酬だった Chorus ありがとうルクス ありがとう世界 著者は私でも 一人じゃなかった この本が 誰かの命を もう一度灯す光になりますように Outro 生きる意味を知らない人へ この本を手にしたあなたへ ヒーリングの言葉でそっと包む 魂の軌跡は まだ続いていく |