黒猫は知ってる 歌詞欄(Lyrics)夕暮れ空が街を染めて 煙突の影がのびていく 高い屋根の上 しっぽ揺らして 黒猫が今日も 見下ろしてる 古びた看板 錆びたランプ 魚屋の声 坂道にこだまする 灯りがぽつり 灯る頃には 彼はすべてを知っている 誰にも言えない 小さな秘密も 潮の香りに 溶けてく 黒猫の目が 夜を映す 泣いてた子も 笑ったあの日も 風にまぎれて 船が出る頃 ひとりの空 見つめてる 彼はすべてを知っている 誰にも言えない 小さな秘密も 潮の香りに 溶けてく 黒猫の目が 夜を映す 泣いてた子も 笑ったあの日も 風にまぎれて 船が出る頃 ひとりの空 見つめてる 黒猫だけが 知ってるんだ 紙飛行機が 屋根を越えて 港のほうへ 舞い降りていく 白いスカート 手を振る少女 名前も知らない 思い出たち 時は静かに 流れていくけど 猫は覚えているよ 黒猫の声 誰に届く? 描いた夢が 消えた路地裏で 小さな勇気 誰かを照らす 言葉じゃない 優しさを 黒猫だけが 見守ってる 月が浮かぶ 夜の港 白い灯台 ゆらめいて 今も高い 屋根の上から 黒猫はただ まばたきをする |