ずーっとキラめく気持ちで 歌詞欄(Lyrics)[Verse 1] うちのミミちゃん 朝が近づくと ごはんより先にドアを見ている 足音聞けば 耳がぴんと立つ 玄関マットにまっすぐスタンバイ リードの音に顔がはずむように しっぽは景色に先に出かける 毎日同じ道のはずなのに 「今日はどこ?」って目をしてる [Pre-Chorus 1] 目を見ればすぐわかるんだ 期待でふくらむ顔の力が 大人になると減ってしまうけれど あれはきっと 若さのしるし [Chorus 1] 駅前の風が今日は軽くて 雲が踊るみたいに揺れてる 次はなにが始まるのかな そんな気持ちを胸にしまう お祭りの準備 知らない通り 看板の裏に描かれた未来 どこに続いているんだろうって 胸のどこかが走り出してる [Verse 2] ミミと歩いた朝の公園の中 小さな池に霧がかかってた 風が通れば草がやさしく揺れ 花の名前を思わずつぶやく アゲハチョウがひとりで踊ってて そのあとを見てる自分がいた ふいに木陰に目をこらしたら 知らない芽が そっと笑ってた [Pre-Chorus 2] 世界はまだ知らないことだらけ 見つけるたびに 顔がゆるんじゃう それを忘れたときにきっと 心が年を取っていくんだね [Chorus 2] 葉っぱの裏で光るしずくや 名も知らぬ鳥のさえずりたち ふとしたことで心がふれて 一歩前へと踏み出したくなる 雑草の名前 調べた午後に その生き方を考えていた 道ばたの石に腰かけながら 自然の声に耳をすませ [Bridge] まわりを見れば 気づかぬうちに 表情が静かになっている人たちが でも私は忘れたくないの まっすぐに見つめるその目を 今日の空が少しちがって見え 昨日よりずっと近く感じる 目に映るもの すべての中に 小さな未来が息づいている [Chorus 3] 水たまりに映る午後の色や 夕暮れの風にまぎれる音 雑誌のすみの知らない言葉 全部が新しいドアになる 未来の地図はまだ真っ白でも 思い描けばほら 動きだす 日々の中で出会える奇跡に 胸が高鳴る音がしている [Outro] どうかずっと 私の中に ぬくもりとともに 芽ばえるように 期待と関心 育てながら 若さという光を灯したい |