弱火の魔法 歌詞欄(Lyrics)[Intro] ためらいのなか 揺れる声 まだ届かない ひと匙の想い [Verse1] 昼下がりの教室 きみの背中 窓辺にこぼれた 光とまじる 折れたシャープの芯を拾った指が 少しだけ震えていたこと 気づいたかな [Pre-Chorus1] 言葉にすれば 壊れそうで 黙ったまま カップに触れる [Chorus1] 弱火のままで 煮詰める魔法 気づかれぬように 笑ってみせる 熱すぎると きっとこぼれるから 今日もそっと 隣にいるだけ [Interlude] (instrumental) [Verse2] 傘の端が 肩に触れて 帰り道の匂いが 二人分 コンビニの灯りに 影を揃えた夜 名前のかわりに 渡すガムの包み [Pre-Chorus2] 時計の針が 言い訳になり 明日もまた 同じようにすれ違う [Chorus2] 弱火のままで 続ける魔法 少しずつしか 溶けない想い 誰にも見えない この優しさで きみの心に 届く日を待って [Bridge] 鍋の底に 沈む味のように じわりと染みていく この願いが いつか言葉になるなら きみの朝に 香るようにして [Final Chorus] 弱火のままで 育てた魔法 知らず知らずに 近づく距離 答えはいらない 気づかなくてもいい きみと過ごす この時間だけで [Outro] 何も言わずに 笑うきみが 今日もまた 魔法をかける |