涙に濡れる羽根 歌詞欄(Lyrics)風が舞い降りて 静かに名前を呼んだ気がした 羽根をなくした小鳥のように この空が広すぎて 歩けない 君が残した言葉たち まだ胸で揺れている 触れられない 温もりでも 消えない想いがあるのなら 涙に濡れる羽根の先で 願いは空に還るの 壊れた夢を拾い集めて まだここにいると叫んだ 夜明けが怖かった日々に 君の影だけが光だった 名前を呼んだその瞬間 羽根がふたたび震えた 終わりを受け入れるたびに 始まりが少しだけ見える 記憶の深い海で 沈んだままの笑顔に手を伸ばす あの日誓った未来が 今もこの胸を縛ってる 「さようなら」が言えたとき きっと自由になれるの? 涙に濡れる羽根の下で 祈りは風に散っていく 失ったものを数えながら まだ君を呼んでしまう 羽根が濡れても飛べるなら あの日の空へもう一度 声にならぬ想い抱いて 君に届けてみたかった 涙が乾くそのときに 君の羽根が見える気がした 永遠でなくていいから ほんの少し そばにいて 夜空にただ舞い落ちる ひとつの羽根にキミの色 さようならと言えたあとも 心だけは飛んでいた |