たからもの (Treasure) 歌詞欄(Lyrics)[Intro instrumental] [Verse 1] コートの隅で 息を吸うたび キャプテンという言葉が静かに重い みんなの視線が胸に刺さるようで 心が俯いてしまう [Pre-Chorus] でも震える足で一歩を踏み出す 風の囁きに背中を押されて 自分を変えたいと、みんなと勝ちたいと 空に誓ったあの日 [Chorus] 最後の夏に咲き誇れ 高く舞い上がった 私たちの願い この一球にすべてを懸けて 追いかけたんだ 灼きつくような光を [Verse 2] 汗と土に汚れたボール 夕暮れのコートに 溶けてゆく なにげない瞬間のすべてが たからものだったと知る [Bridge] 乾いた音が空しく響く ネットの向こうが 静かに滲んだ ラケットが手から滑り落ちて ただ、唇を噛みしめていた [Interlude melancholic] [Pre-Chorus] 俯いた視界に 優しい声が響く 背中に触れた熱が孤独を溶かしてゆく 差し出されたその手に 堪えていた涙がこぼれた [Chorus] みんなの真っ直ぐな眼差しが どんな言葉より 深く胸を埋めてく 勝ち負けよりも大切なもの 不器用な手で見つけ出した [Chorus] これが私のかけがえのないたからもの もう迷わない繋いだこの絆 最後の夏は終わったけど 明日へ続く、始まりの合図 [End] |