絶望 歌詞欄(Lyrics)左腕の赤い線 数えるのをやめた きりがないから 肌に当たる鈍い冷たさ ざらついた感触 新しい傷をつけることで 忘れたかったんだ いつからか 聞こえなくなった声 ぼやけた視界に映る 私という空虚な器 誰かの真似をして 笑っていたんだろう 醜い過去と 甘い嘘にまみれて 漂う 絶望のなかで 時間だけが流れた 優しい歌が苦しい あまりにも遠すぎて かすんでゆく 何がきっかけだったのか 分からなくなるほどに 踏み躙られた心と体 今さら泣けないよ 縋りついた先も 別の痛みがあって ありふれた喪失と 曖昧な愛で 突かれる 希望は消え去り 過去に縛りつけられた 何のために この体があるのだろう 人間失格 生きてるだけ 憂いを溶かした 幻覚の空 誰かの真似をして 笑っていたんだろう 醜い過去と 甘い嘘にまみれて 漂う 絶望のなかで 時間だけが流れた 左腕の赤い線 数えるのをやめた きりがないから |