山吹 歌詞欄(Lyrics)[Verse 1] 春風を裂いて君が走った 山道に揺れる 山吹の色 「もう戻れない」と笑う声が まるで昨日の夢みたいだった [Pre-Chorus] ふたり見上げた 曇りがちな空 約束よりも 確かだったもの それが何かを 今なら言える けど君はいない [Chorus] 山吹(やまぶき)の花 散るたびに思い出す あの日の君のまなざし 風に消える 未完成な言葉を 拾い集めては まだ歩いている [Verse 2] 駅前のカフェ 変わらぬ窓辺 一人きりじゃ飲めない レモンティー ふとした拍子に 呼びそうになる 君の名前を もう呼べないのに [Pre-Chorus] 写真に残らない 瞬きの中で 確かにあった ふたりの時間 思い出じゃなく 物語のように 続いてほしかった [Chorus] 山吹(やまぶき)の花 香るたびよみがえる 交わした声も沈黙も 季節の波にさらわれていっても 色褪せないまま 胸に咲いている [Bridge] 「さよなら」じゃなくて「またね」って 言えたなら変わってたかな でもね きっとあの春の日々が 今も宝物 [Final-Chorus] 山吹(やまぶき)の花 散るたびに誓うよ もう迷わずに進むと [modulation] 君がくれた やさしさの続きを 未来の中で そっと咲かせたい [Outro] 春風に揺れる 山吹の花 それは君がくれた光 |